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《信州・甲斐》
「赤石温泉」…櫛形山の西麓の高台にあって、すばらしく雰囲気のある一軒宿。湯で石が赤く染まるところから「赤石温泉」。胃腸に効くからと飲用もされている。
人気の混浴露天は、夏休み以外の平日はお湯をはっていないので注意が必要。日本秘湯を守る会の会員宿。
「川浦温泉 山県館」…信玄公の隠し湯として、笛吹川のほとりにある。信玄公岩風呂「渓流雅之湯」が朝8時までが女性専用、8時より22時までが混浴となる。日本温泉遺産を守る会認定の宿で、源泉湯宿を守る会・五つ星の宿。
「十谷温泉 源氏の湯」…山梨県南部、南アルプスの東側の大柳川の上流にある十谷温泉。その最深部の温泉宿が「源氏の湯」。
前は源氏荘と名乗っていたが、2007年に奈良田温泉 白根館に経営が引き継がれ、「十谷上湯温泉 源氏の湯」と改名された。日帰りもOKで「ガマの大岩風呂」が有名だが、混浴露天の「渓流野天風呂」も広くて開放感がある。ドライブやツーリング帰りにぜひ立ち寄り湯してほしい。日本秘湯を守る会の会員宿。
「裂石温泉 雲峰荘」…露天風呂は2つの湯船に別れていて、上の湯船には塩山御影石の一枚岩の屋根があり、上が熱めで下がやや温め。
混浴だが女性には宿が「湯ゆ着」を貸してくれる。中央線で新宿から塩山まで1時間30分、それからバスで30分という利便のよさ。隣駅は牧丘、思わずルネッサ〜ンス(乾杯)? 日本秘湯を守る会の会員宿。
「加賀井温泉 一陽館」…天地人でもおなじみ、長野市の真田十万石の城下町、松代郊外にあってアクセスが便利なので多くの客が訪れる。今は宿がやってなくて、温泉のみで入浴料300円。この人の多さは女性には混浴露天はちょっときついかも。内湯は男女別だけどね。
「地獄谷温泉」…混浴は何も人間同士とは限らない。ここ地獄谷温泉は猿と混浴する(画像1枚目)。
ここではちょっとした思い出がある。上京して間もない頃、吉本新喜劇でいっしょだった木下ほうか氏が「暇やから、どこか温泉に行こう」と誘われ、「じゃあ、ええとこ探しとくわ」と、湯田中や渋など長野の温泉をぶらり周る旅をした。
いろいろ周って、締めに山ノ内町のここに来て「猿はおらんなあ〜」と、ウキウキと二人がのんびり露天に浸かっていたら、なんやら温泉レポートをしょうとテレビクルーが来た。レポーターはK山さんで吉本のタレントさん。お互い目が合ってギョッとしたが、無言でぼくたちはそそくさとその場を立ち去った。
帰りの電車の中ではお互い無言。向こうは仕事、おれらはこんな所にまで来て、何を暇なことやってんやろう…。そう思うと、すごくテンションが下がった。
地獄谷温泉の宿は一軒宿の「後楽館」(日本秘湯を守る会の会員宿)。猿は現在270頭ほどが生息していて、猿専用の露天風呂「野猿公苑」が人気の観光スポットになっている。
「湯田中温泉 俵や」…長野電鉄の終点にある一大温泉街湯田中。1200年の歴史を誇る温泉街だけあって、多くの宿がある。
混浴露天がある石庭露天風呂の宿「俵や」や「ホテル豊生」へ入るのには、「湯田中温泉湯めぐり温泉手形」(日帰り利用者用1,200円・宿泊者用600円)を利用しよう。
全国には湯めぐり温泉手形がいっぱいある。それについては、秘湯ばんざい!《特別付録:湯めぐり手形&無料共同浴場》を参考にしてほしい。
湯田中温泉もこの湯めぐり手形で、湯田中温泉観光組合に加盟している宿のお風呂を3軒外来入浴できる。手形は世界平和大観音大悲殿も無料で入館できる。観光協会加盟施設や道の駅やまのうちなどで手形は購入できる。
混浴ではないが、湯田中温泉には「よろづや」という名旅館がある。ここの有形文化財「桃山風呂」は純木造伽藍建築で、日本の大浴場ベスト10にも選出されている。また大野天風呂もまるで桃源郷。そのすばらしい世界をぜひ堪能してほしい(男女交代制)。とは言っても、ぼくもまだ「よろづや」には行ったことがないんだけどね。
「奥山田五色温泉 五色の湯旅館」…天候によって五色(抹茶色・透明・乳白色・濃緑・コバルトブルー・黒色)にお湯が変わるから五色温泉。混浴露天と男女別の内湯、合わせて7つある。
温泉名に色がついているところは、命名理由がだいたいがこんなの。南志賀温泉郷のひとつの五色温泉。その一軒宿に行くのには、長野電鉄須坂駅から山田牧場行きのバスで「五色温泉」下車。
「松川渓谷温泉 滝の湯」…高山村にある「滝の湯」は信州でもっとも有名な混浴露天風呂の一つ。
結構広めの露天風呂で、男女別の出入り口があるから、割合女性も入りやすいはず。評価も高く、しかも山田温泉「風景館」や「五色の湯」などの混浴露天、日本秘湯を守る会の会員宿の七味温泉「渓山亭」や奥山田温泉「満山荘」とも近いので、行くなら5館をまとめて訪れてみたい。もちろんこれらの宿は日帰りもOK。
「滝の湯」の周辺には落差50メートルの大瀑布「雷滝」があるし、日本紅葉100選にも選ばれているから、今がベストシーズン。
「中房温泉」…「温泉デパート」の愛称をもつ山の中の一軒宿「中房温泉」は、源泉数36(未利用源泉を含む)という、1つの旅館が所有する源泉としては日本最大の源泉数ということで有名。
とにかく湯船の数が半端でない。旅館内に内湯、外湯、地熱温浴場をあわせて16箇所の浴場が存在し、1泊で全てを巡るのは大変だ。男女別の「湯原の湯」と貸し切り浴場以外の外湯はすべて混浴。
「湯原の湯」だけが立ち寄り湯なので、これら全てを楽しむのには泊まるしかない。しかしその価値はじゅうぶんある。
日本秘湯を守る会の会員宿で源泉湯宿を守る会の宿でもある。
「和山温泉 仁成館」…雑誌の表紙を飾ったこともある「仁成館」の混浴露天風呂からのすばらしい眺め。中津川秋山郷の山の斜面に立ち、今の時期の紅葉は特に見ごたえがある。
ところがこのトップクラスの評価を受けていた一軒宿も、今は営業をしていない。
ファンたちの悲しみは深い。そんな温泉ファンを見かねてか、主は訪ねてきた人にだけ、ご好意で天下一の露天に日帰り入浴として浸らしてくれる。
「白骨温泉 泡の湯旅館」…山の混浴王者「泡の湯」。信州は東北ほど多くはないが、露天を混浴にしている温泉宿はけっこうあった。しかし今や名勝「寝覚ノ床」がある上松町の「棧温泉旅館」の露天風呂は閉鎖。戸倉上山田温泉「ホテルねずみや」も閉館。蓼科温泉「小斉の湯」も「野沢温泉ホテル」も扉温泉「ゆもと群鷹館」も混浴ではなくなった。九州ほどひどくはないが、長野の混浴露天は確実に減ってしまった。
そんな中、今なお山の混浴露天の王者として、混浴を混浴たらしめる秘湯が「泡の湯」。
乳白色のお湯は体の線が見えないから女性にも人気。週末にはそれこそ全国から人が押寄せる。もはやこのイモ洗い状態は秘湯ではない?
ぼくが持っている93年版の「日本の秘湯」には泡の湯旅館は日本秘湯を守る会の会員宿だったのに、会のホームページを見たら今は会員宿のリストにはない。秘湯じゃなくなって退会させられたのか?
この温泉は中里介山の「大菩薩峠」に登場して有名になり、白骨の名前が定着した。NHK−BSではよくこの三部作映画が放送されているね。
「泡の湯」が飛びぬけて有名な白骨温泉だが、他の宿もそれぞれに源泉をひいているのでお湯が違っていて、飽きることがない。
「本沢温泉 雲上の湯」…八ヶ岳は硫黄岳爆裂火口の湯川に湧く、日本最高地点にある野天風呂(標高2150m)として、また通年営業では日本最高地にある温泉宿としても有名な所(二冠王)。
夏でもゲートから1時間以上、冬は麓から4時間以上の徒歩になる秘湯中の秘湯、歩いてしか行けないことでも有名。
<アルバイト大募集>◎男女数名、40歳ぐらいまで◎山小屋業務一般◎三食付き住み込み(貯金はバッチリ!!)夏は涼しい山の上で!!待ってまーす。だって(H.Pより)。
「小谷温泉 湯の滝」…まだ観光化されておらず、ガイドブックにも掲載されていない野湯こそ、ほんとうの秘湯。
ここは知る人ぞ知る、秘湯の聖地だが、逆にマニアの間では有名な所。温泉通が太鼓判を押す人気の「熱泉荘」近くのゲート先から歩いて15分ぐらいに温泉の川がある。そこを沢登のつもりで大石、小石を踏みしめながら上流にすすむと滝が見える。そこが「カムイワッカ以上の感動」と言われる幻の野湯「湯の滝」だ。
さあ、熊になったつもりで滝壺でもどこでも気に入った湯加減の所を見つけて、思う存分浸かってくれ!
「鹿教湯温泉 ホテル河鹿荘」…湯治として有名な長野県丸子町の鹿教湯温泉。人気の「河鹿荘」以外にも、「つるや旅館」「ふぢや旅館」「ホテル天竜閣」「みやこ旅館」も混浴露天風呂。湯治だから当然だが、治癒で訪れる人が多い。
《中部》
「大滝温泉 天城荘」…伊豆の踊り子の舞台。大滝(おおたる)の横にある「秘湯穴風呂」とか、滝を見ながらの大露天風呂とか、15万坪の敷地に29種類も風呂(混浴露天・内湯)があるのが売りなのだけど、風呂に入らないパパラッチ観光客が多くて、しかも水着絶対着用になって、もうダメポ。最悪。
11個の混浴露天風呂がある「伊東温泉 横浜藤よし」も、水着着用になってしまったので、ダメポ。
伊豆は温泉だらけで、無料の共同浴場もいくつも点在しているのだが、観光地の混浴は水着着用が当たり前だったりするので、逆に秘湯を見つけるほうが難しい。
「石部温泉 いでゆ荘」…松崎町にある石部温泉は、西伊豆にあるのでひっそりとしている。宿も民宿が数件。中でも湯船の広い混浴露天風呂がある「いでゆ荘」は、ほとんど知られていなくて、ほんと穴場の宿。日帰りもOKだ。
石部温泉には他に共同露天の「平六地蔵露天風呂」、同じ松崎町の「雲見温泉 赤井浜露天風呂」(夏限定)もあり、これら無料の混浴共同露天は夏場になると海水浴場帰りの、水着やダイバーの人たちでごった返しになる。
「駒の湯温泉 源泉荘」…「いでゆ荘」とは逆に、伊豆にある貴重な混浴露天温泉として広く知られている。熱海と三島の中間に位置し、JR函南駅より車で約15分。
「北川温泉 黒根岩風呂」…「アメリカを見ながら入いる野天風呂」と書いた岩がある。すぐ前が波打ち際で、露天に浸かりながら日の出を拝めるありがたい町営露天(伊豆町)として、むちゃくちゃ有名になった。
水着は禁止だが、タオル巻きはOKだから、けっこう朝早くから女性も入っている。女性タイムは午後7時から2時間。さらに今年の夏からは、露天風呂の一部、一番いいと言われた一番奥が女性専用に変更になった。
「湯ヶ島温泉 湯本館」…川端康成が名作「伊豆の踊子」を綴った部屋がそのまま残っていることで有名な宿。混浴露天は日帰り入浴も可能。日本秘湯を守る会の会員宿。
「濁河温泉 旅館御岳、覚明荘」…岐阜県も山の混浴露天が多い。下呂市にある濁河温泉は、標高3067m御嶽山の西側六合目付近、標高1800mの高地に沸く、名前どおりの濁ったお湯。
旅館御岳と覚明荘の混浴露天は、すごく雰囲気があって日帰りもOKだよ。
「新穂高温泉」…もう20年前になるが吉本にいた大阪時代、暇があれば梅田花月で進行をしていた原くん(トカゲマン)と全国を旅していた。だいたい2ヶ月に1回の割合で、4泊5日の超貧乏旅行をほぼ4年間繰り返した。寝るのはたいてい原君が家から乗ってきた車の中か安宿。たまに温泉宿にも交渉して泊まる。
ぼくは滝、原君は城が好きで、二人が共通して好んだ目的地は温泉・秘湯。誰もいないところではKWA(プロレスごっこ、花月レスリングアソシエーション)のタイトルをかけたりして、汗をかいたらその地の温泉に入っていた。
だから全国の温泉、秘境はくまなくその時期に制覇しているのだが、とにかくおもしろそうなところはどこにでも行った。
西穂高、新穂高の温泉は、立山や室堂平、黒部峡谷、乗鞍、槍ヶ岳などの北アルプスの山々、飛騨、上高地に行く時はもちろん、岐阜や北陸への拠点としても、幾度となく季節を変えて訪れた。
今だから白状するが、まだ残雪がかなり残っていたある晴れた日、ほとんどの宿は鍵がかかっていてまだ閉鎖中だが、各宿の温泉露天はコンコンと湯が湧きだっていた。ぼくたちはそのまま勝手に温泉に入った。それらが混浴かどうかは、宿が営業していないので知る由もないが、2人は西穂高・新穂高の温泉を入れる限り、野天みたいに浸かりまくった。すごく青空がきれいで、白銀の山とのコントラスが鮮やかで、ドキドキしながら温泉に入りまくった体験を今でもよく覚えている。
「宝山荘別館」「新穂高の湯(河原野天・水着客多し)」「蒲田川の野天」「いとう旅館」「山本館」「むらせ」「中尾キャンプ場・合掌の湯」「焼岳の里」「深山荘」「佳留萱山荘」「槍見館(日本秘湯を守る会の会員宿)」「民宿たきざわ別館」が新穂高温泉の混浴露天で、日帰り入浴がOKなところ。
「山月」「山のホテル」「ふなと館」「谷旅館(日本秘湯を守る会の会員宿、露天が8つもある)」「なかしま旅館」「山荘錫杖」は混浴露天だが宿泊者のみが入れる。
「佳留萱山荘」…数ある新穂高温泉で一つだけ紹介できるとすれば、この大露天風呂をおいて他にない。宿の正式名は「新穂高温泉 水明館 佳留萱山荘」。混浴の大露天風呂は湯量がとてつもなく多く、わが国屈指のスケール、大きさもずばぬけている。川原にごつごつと出ている巨岩をうまく利用して作られた三つの湯ぶねは、こここそまさに千人風呂。宝川温泉と比べても負けず劣らずだ。
新穂高に来たなら、まっさきに行ってみたい温泉だ。日帰りもOKだが、この雄大さを味わうと、他の露天風呂に行く気がしなくなるかも。女性専用の露天風呂や貸切露天風呂もあるが、大露天風呂は大きすぎるので、人目から離れた場所も容易に見つけられて、女性でも恥ずかしくないと思う。日本秘湯を守る会の会員宿。
「新平湯温泉 深雪」…新穂高温泉からすぐ近くの栃尾温泉、そして国道471号線で通じる新平湯温泉峡と福地温泉、平湯温泉。これらは6キロ位の間に点在している。安房峠を越えれば長野の中湯温泉、坂巻温泉、白骨温泉まで近いから、これら一帯は日本有数の温泉過密地帯だ。できたら計画を立てて、効率よく周って行きたい。
新平湯温泉の混浴露天は「深雪」以外にも「古宝館」「静岳館」、福地温泉の「奥飛騨ガーデンホテル焼岳」「民宿とらや」「御宿 飛水」などが日帰り入浴ができる。
近くには日本の滝百選にも選ばれている、飛騨屈指の名瀑「平湯大滝」がある。
「栃尾温泉 みなみ荘」…「みなみ荘」は蒲田川に沿って広がる栃尾温泉街とちょっと離れた田頃地区にあるので、露天風呂から焼岳が鮮やかに拝める。
奥飛騨温泉郷の手前にある栃尾温泉は民宿が多く、「おくむら」「たかだ」は混浴露天になっている。民宿だから湯船がひとつなので、貸切っぽい混浴だけど、日帰り入浴も受け付けてくれる。
「塩沢温泉」…前は「湯元山荘」だったが、今は廃屋の露天風呂として逆に有名になっている。行ったときにはすごい雨で入れなかった。マニアの間では人気で、訪れる人も多いが、ちょっと怖い。
「燕温泉」…新潟県の温泉には思い入れがある。「あしたもげんきくん」の「おふろだいすき」という回のロケ地が新潟県赤倉温泉だったし、ずっと交流が続いている十日町鉢の近くにも温泉があるし。
同県の燕市(つばめし)と混同されやすい燕温泉(場所がぜんぜん違う。妙高市)にも素敵な野天がある。
国道18号線で関・燕温泉方面へ行き、宿泊者以外の専用駐車場にバイク(車)を停めて、急な坂道を200mぐらいてくてくのぼると、「川原の湯」「野天風呂(黄金の湯)3分」「惣滝5分」と、それぞれの方向を示した看板がちゃんと立ってあるので迷うことはない。
「川原の湯」と「黄金の湯」だけでもじゅうぶん素晴らしいのだが、この先にも秘湯がある。コンクリート敷きにはなっているが、幅1mの断崖絶壁の細道を歩くと赤倉温泉源泉小屋に着く。そこから奥に10分歩くと称明滝に着く(滝は2つあって、下側は光明滝)。
この称明滝も温泉で、滝壺も野天として浸れるが、先人が作ったけっこうりっぱな湯船が滝下にある。ただし湯ははってないので、周辺に転がっているパイプなどを連結して源泉からお湯を流しこまなければならない。帰りは下りなので30分ぐらいで黄金の湯まで戻ってこれる。
惣滝の滝下にも崖がえぐられて湯だまりになっている所がある。これも秘湯。
妙高のすばらしい3つの滝も、ぜひ訪れてほしい。日本の滝百選に選ばれている大瀑布の苗名の滝(専用駐車場あり)、高さ80mの惣滝、不動滝(関温泉駐車場から不動滝の降り口まで5分)。
「蓮華温泉」…海抜1475mの北アルプス中腹に位置する蓮華温泉。その一軒宿「蓮華温泉ロッジ」は、「仙気の湯」「黄金湯」「薬師湯」「三国一の湯」という4つの野天風呂(画像3枚目の地図参照)があり、露天からの眺めは天空風呂として有名な所。特に夜は、風呂に行くのに必用な懐中電灯を消すと、天候が良ければ満天の星が望める。
宿までは車かバスで行けるが、6月頃までは残雪により道路も閉鎖されており、徒歩でしか行けない。白馬岳への登山基地で、7ヶ月間だけ営業する。日本秘湯を守る会の会員宿。
「駒の湯山荘」…魚沼・小出が最寄で、駒ケ岳の麓にある自然に囲まれた湯之谷温泉郷。その最奥にある秘湯駒の湯温泉のランプの宿として有名。
内湯(女湯2、混浴2)と露天風呂(混浴1、家族2)があるが、500円で入れる日帰り入浴は別館の内湯のみ。日本秘湯を守る会の会員宿。
近くの大湯温泉「ホテル湯元」の混浴は、今は男女時間交代制になってしまった。
「雨飾温泉 雨飾山荘」…庭先に「都忘れの湯」という混浴露天風呂がある雨飾山荘。日本秘湯を守る会の会員宿。ぼくはまだ行ったことがない。赤湯温泉「山口館」もいいらしいがまだ行っていない。
「鐘釣温泉」…日本で一番人気のある峡谷鉄道、黒部峡谷鉄道。
休日の混みぐあいはそれは地獄らしい。点在する温泉も同じこと。途中駅にある鐘釣温泉、人気の河原の露天風呂(写真2枚目)も、休日は風呂に入らない観光客が周りから写真をパシャパシャ、水着でプールのようにはしゃぐ家族連れもパシャパシャ。おかげでお湯は汚れまくってグチャグチャらしい。
世間とは真逆のぼくたちは、もちろん平日に行ったのだが、ゆったり浸れて幸せ〜。洞窟風呂も楽しかった。もう20年も前のことだけど。
「黒薙温泉」…黒部峡谷鉄道のトロッコ電車の旅は、宇奈月駅からスタートする。席を確保する際は進行方向向かって右側に渓谷があるので、右側に座ろう。写真を撮るには窓なしの「オープン普通車」がお勧めだが、雨の時は悲惨だよ。
その沿線の温泉の中でも「黒薙温泉」は泊まるのもよし、日帰りもいいと人気の混浴露天風呂。200円でバスタオルが借りれるので、女性はそれを体に巻いて、お湯で重たくなったタオルを返す人も多いはず。
他に鉄道の終点駅「欅平」から歩いて40〜50分の所にも秘湯がある。一軒宿の「祖母谷温泉」(はばたに)がそれで、混浴露天。さすがにここまで来る人は少ない。駅から途中、15分後には秘湯を守る会の宿「名剣温泉」があるが、残念ながら混浴ではない。両宿とも日帰りOK。
黒部川の峡谷は沢登りファンからすれば憧れのところ。上廊下、下廊下、十字峡、白竜峡、S字峡。そして幻の大滝「剣大滝」。ぼくもテレビでしか見たことはないけれど、行った人は幸せだろうな〜。
「小川温泉元湯」…2軒宿があり「ホテル小川」と「不老館」。名物なのは天然洞窟混浴露天風呂。混浴露天風呂は冬季は閉鎖されるので、必ず行く前にホテル小川のH.Pで営業を確認する必要がある。
天然混浴とは言っても、管理がホテル小川なので、500円の外来入浴料は必用。
「辰口温泉 たがわ龍泉閣」…金沢近郊の辰口温泉。そこに混浴大露天風呂「田んぼの湯」が2006年10月に完成したらしい。6つの露天風呂はかなりでかく、しかも湯の温度が違うからけっこう長く楽しめる。入浴用の浴衣を貸し出すとのことだから、女性客も多いらしい。
また加賀にも同タイプの施設、女性専用露天風呂が2つ、男性専用露天風呂が1つ、混浴露天風呂が12個を備えた混浴大露天風呂「山中温泉 花つばき」が2003年にオープンした。湯浴み着用で、両館とも日帰り2000円。
ぼくはまだ、両館とも行ったことがない。北陸に仕事なんて、最近はほとんどないし、みーこがいるから遠出もしにくくなってきたしね。でもちょっと興味はある。
「芦原温泉」…福井にも混浴露天はある。芦原温泉の「米和」と「芦原グランドホテル」。あと一軒、ある旅館が混浴との情報を得ているが、旅館名は伏せられている。じっさい、ぼくはまだこの3館には行ったことがない。
「湯谷温泉 ゆかわ」…愛知で唯一、日帰りで入れる混浴露天として混浴オタにはつとに有名なところ。ツーリング、ドライブの帰りに寄る人も多い。
「親谷の湯」…白山スーパー林道は滝ファンにはたまらない。西の新岩間温泉から東の白川郷へ行く間に目にする多くの滝群と峡谷美は山水の美そのもの。しりたか滝、赤石の滝、岩底の滝、かもしか滝と次々と現れ、中心は日本の滝100選に選ばれた、老仙女が白髪をといていたという伝説の「姥ヶ滝」。滝はその後も水法の滝、落差86mの幻の大滝「ふくべの大滝」へと続いていく。
名滝「姥ヶ滝」に感動し、ふと前を見れば対岸に「姥ヶ滝」を見上げるように、無料の混浴露天風呂「親谷の湯」があ〜るじゃありませんか! 無料とはいえ、林道公社が管理して掃除をしているのできれい。さすが有料道路。
新岩間温泉の1軒宿の山崎旅館(日本秘湯を守る会の会員宿)は、混浴露天風呂だが、現在閉鎖している。
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