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秘湯ばんざい! 《関東編》

 投稿者:タクト  投稿日:2009年10月29日(木)19時50分13秒
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  《栃木》

「塩原・元湯温泉 ゑびすや旅館」…カラオケも何もない、ほんとうに静かで、秘湯が満喫できる元湯温泉。その一つ「ゑびすや旅館」は空海によって発見されたと伝えられている弘法の湯と、文治2年〈1186年〉梶原景時が平家に見方した那須の余一の兄達を打たんとして傷を負い、負傷治療の為入浴したと伝えられている梶原の湯があり、温泉通には有名な混浴湯がある宿。
温泉研究家の野口悦男氏が、旅の手帖で「冬に入りたい温泉第2位」に押したりして人気があるが、辺鄙なところにあるので、車かバイクで行かないと大変だし、11月になると雪も降る。ぼくはヨーロッパから帰ってから真っ先にこの元湯温泉に入ったが、今もそのときのことをよく覚えている。
同じ元湯温泉にある「大出館」(混浴5つ)は日本秘湯を守る会の会員宿で、墨を流したように真黒の「墨の湯」が人気。「元泉館」の混浴岩風呂は宿泊者のみが利用できる。

「福渡温泉(ふくわた)」…那須塩原の福渡温泉には公営野天が2つある。公営と言っても誰もいないけどね。「岩の湯」と「不動の湯」がそれ。
岩箒川(ほうきがわ)の川岸沿いにある岩の湯は、ホテル松屋の裏の吊り橋を渡って右側に行く。朝早くから常に入浴者が居る。
無防備な脱衣場も含めて女性が入るのは勇気がいる。入ってしまえば、深緑色したお湯なので安心?
吊り橋を渡って遊歩道を左側に5分ほど登ると、不動の湯がある。こちらは人目がないので、リラックスできるかも。
「和泉屋旅館」別館の大ぶろ(露天)も混浴。本館と別館は地下道でつながっている。

「湯守田中屋」…塩原温泉郷の一つ、大網温泉にある田中屋は、混浴野天風呂の代表格。
露天や内湯が10個ほどもあり、特に河原の湯は人気の混浴で、日本3大野天風呂として名高く、源泉掛流しの温泉だ。320段の石段を上り下りすることから健康の湯とも言われ、ゆっくり、のんびり渓流と辺りの木々を眺め、鳥の声を聞きながら、温泉の醍醐味を味わってほしい。

「塩原温泉郷」…栃木県北部の那須塩原市にある塩原温泉郷は、箒川沿いの谷間を中心に点在する11の温泉の総称。混浴も多い。
古町温泉「山麓東や」は日帰りを夜10時まで受け付けてくれる。しかも広〜い混浴露天で湯壷が2つ。
同じ古町温泉には100円で入れる無人の混浴露天がある。「もみじの湯」がそれで、「もの語り館」の駐車場裏の吊橋を渡って右に行く。
元湯温泉近くにある新湯温泉は、3つの共同浴場のうち「寺の湯」だけが今も混浴。5軒ある宿で混浴露天があるのは「湯荘白樺」。
上塩原温泉の「和楽遊苑」は、混浴だが水着で入るのを宿が奨励しているし、「ホテル塩原ガーデン」などは今は混浴を男女別時間交代制に変えてしまった。
「丸屋旅館」は混浴露天もあって、しかも一泊二食が5,500円と国民宿舎並みの料金設定をしていて高評価をもらっている。
近くには名瀑「竜化の滝」がある。(写真1,2枚目)

「大丸温泉旅館」…おおまると読む。茶臼岳の中腹にあり、宿の敷地内を流れる川をせき止めた温泉。大きな露天風呂がいくつもある。もちろん混浴。
歴史が古く、藩主大関氏、乃木将軍が愛浴した湯としても知られている。露天風呂に流れ落ちる湯の滝はまさに壮観。日本秘湯を守る会の会員宿。

「北温泉」…「那須七湯」の一つで、大丸温泉よりさらに奥にある一軒屋。ここはプールのようにどでかい「千人風呂」(長さ15メートル、幅10メートル)が有名で、温泉のクイズ番組にはよく出題される。
内湯の天狗の湯にはどでかい天狗の面がお出迎え。専門の駐車場があり、そこからがけ道を20分ぐらい下る。バス停もある。

「那須七湯」…那須湯本温泉(鹿の湯)、大丸温泉、弁天温泉、三斗小屋温泉、北温泉、高雄温泉、八幡温泉は那須七湯と呼ばれている。いずれも名のある温泉ばかりだが、それぞれが微妙に離れているので、計画を立てて回らないと効率が悪くなる。
那須は皇室の保養地でもあり、多くの文人にも愛された温泉。それぞれに味がある。温泉に浸かりながら悠久の歴史に思いを馳せる?

「那須八幡温泉・絶景一望閣」…夜空を見ながらゆったり入浴できる星見の露天風呂(混浴)があるらしい。温泉かけ流しで24時間いつでも無料で利用できるらしいが、ぼくはまだ行ったことがない。だって絶景一望閣は豪勢なホテルみたいだから、秘湯とは無縁だろうし。入浴した人の評価は高い。

「湯守 釜屋旅館」…奥日光は日本3名爆の1つ華厳滝を中心に、竜頭滝、霧降の滝、湯滝など日光48滝が点在し、滝ファンは必見の地。またここは奥日光の奥座敷でもある湯元温泉があり、昔から人気がある。
混浴露天があるのは、旅館街のほぼ中心に位置する「湯守 釜屋旅館」と「ホテル山月」。が、最近混浴が廃止になったらしい。
源泉地帯にはお寺が温泉になっていることで有名な温泉寺(天台宗・男女別内湯)がある。ありがたや〜?

「女夫渕温泉」…女夫渕温泉ホテルにある温泉のデパート。
毎分1000ℓの湧出量は関東一。露天風呂の数も12。内湯を入れれば14ある。いずれも渓流沿いに造られている露天風呂はもちろん混浴で、ひとつひとつがでかい。我が国屈指の温泉の一つで、この手のスケールは関東では「宝川温泉」「大丸温泉旅館」と双璧だが、なぜかぼくには感動が今一だったなあ。
鬼怒川に沿って奥地へ、もうこれ以上行けないという秘境に、突如現れた近代的な白い巨大な建物。「女夫渕」イコール日本の秘湯というイメージがこれで壊された。その物足りなさは何なのか、それを確かめにもう一度ここをぼくは訪れなくてはならない。

「奥鬼怒温泉郷」…秘湯ブームの牽引とも言える憧れの温泉郷。
温泉郷のエリアは、一般に女夫渕温泉より先のエリアを指す。鬼怒川の源流部付近にあり、鬼怒沼、尾瀬への登山客の利用も多い。
ここへ行くには女夫渕温泉ホテルの横の専用駐車場に車を駐車して奥鬼怒温泉郷へ山道を歩くか、宿専用のバス送迎で行く。国立公園内で自家用車が入れないから。歩くと2時間ぐらいかかる。
「八丁の湯」「加仁湯」「日光沢温泉」「手白澤温泉」いずれも一軒宿で、これらをまとめて奥鬼怒四湯とも呼ばれる。どれもがとんでもなくスケールが大きく個性的。近隣には他にも温泉が自噴している野湯が多数ある。
奥鬼怒温泉郷、大相撲にたとえて言うならば、日本の横綱級の秘湯、4大横綱が同じ部屋(奥鬼怒部屋)に終結しているようなもの。
じつはぼくにはまだ見ぬ強豪。日本中の温泉の外堀を埋めているうちに、本丸の奥鬼怒温泉郷へ行くのがいつまでたっても先延ばし。その負い目があるので、ぼくには秘湯、温泉を語る資格がないと思っているぐらい。もう本や映像ではなしに、行かないと。でも行くとなると泊まりだしなあ。家にはミーコがおるしなあ。

「平家平温泉 こまゆみの里」…東部鉄道鬼怒川線の鬼怒川温泉駅で下車、大型旅館の立ち並ぶ鬼怒川温泉街をやり過ごし、会津西街道を川治温泉で分かれ、鬼怒川の渓流に沿った県道の終点近くにある。川俣、平家平、女夫渕温泉と続き奥鬼怒温泉郷にいたる。源平の戦に敗れた平家一族が隠れ住んだと伝わる地。
ここの混浴の露天風呂は、婦人風呂から入れるようになっている。日本秘湯を守る会の会員宿。

「川俣温泉 一柳閣」…一柳閣はおもてなしが自慢。とは言っても日帰り入浴者のぼくにはあまり関係なかった。でも混浴露天はすばらしい。鬼怒川温泉・川治温泉から奥鬼怒温泉へ行く途中にあって、日本秘湯を守る会の会員宿でもある。
露天は鬼怒川渓谷沿いの深い谷に広々と複数ある。新緑・紅葉の季節には多くの入湯者で賑わう。
近くの「ふくよ館」も渓谷沿いに混浴露天を備えている。両館の露天は、どちらも宿から鬼怒川渓谷沿いにかなり降りるので、体力が必要?

「川治温泉 薬師の湯」…栃木県日光市にある鬼怒川温泉の奥、川治温泉にあって、ホテルらんりょうに仕事で来たときに寄った公営の混浴露天風呂。今一。お湯はいいと思うけど…、やっぱり今一。

「鬼怒川温泉・湯西川温泉」…鬼怒川温泉は日本屈指の温泉街。景気のいいときに、多くの旅館が競争して大型化に走り、今そのしわ寄せがきている。「ホテルキャトルセゾン」と「元湯星のや」は鬼怒川温泉では貴重な混浴露天を有していたが、キャトルセゾンは閉館、星のやは露天を廃止したので、もう鬼怒川温泉の混浴は消滅した。
湯西川温泉も、少し前までは宿の多くが混浴露天有りと明記していたが、最近ぼくが訪れたときは、日帰り入浴が不可(伴久ホテルは昼食休憩プランで入れるが5500円ぐらいする)だったり、男女別に変わっていたりして混浴は絶滅したのではないか。
有名な公衆浴場「薬師の湯」も、金井旅館の露天風呂「薬研の湯」も観光化されていて、景色はいいが対岸や橋の上から観光客に丸見えなので女性にはお勧めできない。湯も無色透明だし。
でも河原の野天風呂、共同浴場は、会津の湯野上温泉・河原の露天風呂みたいにいつ閉鎖になるかわからないので、行けるときに入っておいたほうがいいかもね。


《群馬》

「万座温泉」…群馬県嬬恋村は冬はスキー場、夏はオールナイトで行われるコンサートとして有名だが、ぼくらにゃ混浴露天がむちゃくちゃ多い万座温泉があるところとして認識。
・「万座プリンスホテル」…高いところにあるので眺望が抜群。露天は4つ。混浴露天風呂には「標高1800M雲上の露天風呂」の標識があるので、標識の横で記念撮影をパチリ? 売店では女性が混浴に入りやすいようにエンジ色の湯ゆ着が1000円で売られていて、ちゃっかり商売している。
・「豊国館」…混浴露天風呂は深さが1メートルぐらいもある。湯船で座るというわけにはいかない。女性専用露天風呂も別にある。
・「万座高原ホテル」(旧万座高原ロッジ)…石庭露天など9種の天然温泉がある。万座プリンスより少し坂下にある、プリンス系列の温泉宿。きっとプリンスのノウハウが活かされて手入れが行き届いているのだろう、整然とした感じは、女夫渕温泉となんか似ていて、でかいしきれいし、女性の混浴デビューには向いている所。
・「湯の花旅館」…豊国館と並び、湯治の面影を色濃く残す宿。混浴露天もすてき。もちろん日帰りOK。
・「万座温泉ホテル」…万座温泉といえば万座温泉ホテルと言われるぐらい有名な温泉施設。別館「日進館」、露天、ホテルの内湯と、まさにここはディズニーランドの温泉版。真湯、鉄湯、滝湯を備えている湯治小屋「日進館」、苦湯や内湯、展望露天風呂など、巨大な規模と湯数に迷子にならないように。
湯治として長く滞在する人も多く、ラジウム湯と鄙びた木造造りの湯小屋が、懐かしさを感じさせる。小屋の下に流れる川も川湯になっていて、チャレンジャーは浸かる人もいる。

「宝川温泉 汪泉閣」…温泉の本には必ず紹介される横綱格の温泉。
みなかみ町の奥利根の水源地帯にある宝川温泉は、まさに仙境。すばらしい自然の中のロケーション、スケールの大きい露天、合掌造りの一軒宿と、すべてにおいて他の追随を許さない。
宿では数頭の熊を飼っていて、前はよく宿のご主人といっしょに熊が温泉に気持ちよく浸かっている写真を見たが、今は熊ちゃん、どうなっているのだろうね。もちろん日帰り入浴もOK。
(写真3枚目。「日本の秘湯」より転写。文中にも「この野天風呂の壮大さは、わが国では代表格と云っても過言ではない」と書いているでしょう)

「老神温泉 伍楼閣」…群馬県沼田市の老神はおいがみと読む。
アクセスは沼田側から国道120号(通称日本ロマンチック街道)で尾瀬日光方面に進むのもいいが、お薦めは奥日光から金精峠を突き抜けて片品に出るコース。だって途中にある丸沼、菅沼はすばらしい景勝地だから。昭和25年毎日新聞社が新日本観光地選定会を設けたとき、その湖沼の部で、丸沼、菅沼は全国第1位に入選している。
そこを堪能したら、利根川支流の中で第一の美しさと称される「片品渓谷」へ抜ける。東洋のナイアガラ(?)として親しまれている豪快な吹割ノ滝を見て、その先の老神温泉で旅の疲れをとる。
老神温泉は12の旅館がタイアップして【露天風呂十二支めぐり】という十二支めぐりスタンプ帳を5000円で発行している。入浴ごとに干支茶碗がもらえ、全部制覇すると記念品(急須)がもらえる。12館のうち「伍楼閣」「穴原湯 東秀館」「漏田本館」「金龍園」が混浴露天風呂。日帰りを個別に払って入浴するとそれぞれ1,000円かかるので、このスタンプ帳で回るほうが絶対いい。茶碗がもらえるし。
中でも「伍楼閣」は混浴露天が一番充実していて、有している赤城の湯にはぜひ入ってほしい。そこからバイクで5分の所に「吹割ノ滝」がある。「東明館」は改修工事のため混浴が利用不可になった。

「四万温泉」…国道353号の行き止まり。全国の国道で行き止まりはここだけ。自然が残るまちの中央を清流が流れる。そんな静かなところに四万温泉はある。数百年の歴史を誇る老舗宿が多く、旅館とホテルだけでも41軒、民宿も5軒ある。混浴露天になっている宿はいくつかあって、「四萬館」と「中生館」が人気。
「四万やまぐち館」はすばらしい大露天風呂があるのだが、男女別時間交代制になってしまった。
「山口露天風呂」は河原にある野天風呂なので無料。岩組みの湯船は4つに仕切られていて、上段の2つが熱めになっている。男女別の脱衣所こそあるが、野天なのでもちろん混浴。人気も高い。
四万温泉には、1694年に建てられた日本最古の温泉宿「積善館本館」がある。温泉街から四万川にかかる橋を渡ったところに玄関があり、現在は3階建てだが、建築当初は2階建てだった。露天や内湯(男女別各3)、岩風呂(混浴)を備え、日帰りもOK。飲泉所があり、日本三大胃腸病の名湯(他は宮城の峩々温泉、大分の湯平温泉)。

「赤城温泉 総本家」…ここは館主が話し好きで有名。混浴露天は冬に入るには湯がぬるくて寒いとのこと。赤城温泉で混浴露天があるのは「花の宿湯之沢館」と「御宿総本家」。

「法師温泉 長寿館」…JRフルムーンのCMでもお馴染み、日本で最も人気がある温泉宿の一つ。法師の湯の写真を見れば、「これ見たことある」人が多いはず。内湯が3つあり、有名な法師乃湯は混浴。暗くなってきたらレトロな感じが増してきてすごく神秘的。
2000年には露天風呂(時間交代制)も新設された。日本秘湯を守る会の会員宿だから、スタンプ10個になって招待宿をゲットできたら、ここを指定する人は多いはず。

「猿ヶ京温泉 ホテル湖城閣」…赤谷湖畔の半島のように突き出た一角に建つ最高のロケーション。「何か面白いお風呂を」と、ユーモアたっぷりの6つの露天風呂(混浴)は遊び心満載。日本で一番楽しい混浴露天風呂!

「尻焼温泉」…お尻が焼けるように熱い湯なので尻焼温泉。でも場所によってはいい湯加減。川がそのまま露天風呂になっていてひろび〜ろ。野天だからもちろん無料。
野天風呂ファンの聖地だが、ネットの発達で六合村の長笹川にあるこんな辺鄙な場所にも、最近は全国から人がわんさか来る。あまりの人の多さに、女性は水着を着ている。男性は裸ばかりだけど。
今一番の人気急上昇の川原野天風呂(もう秘湯ではない!)だけど、もうあんまり来ないで…。

「川中温泉 かど半旅館」…群馬県の川中温泉、和歌山県の龍神温泉、島根県の湯ノ川温泉は日本三美人の湯だって。だから美人もよく来るらしい? なんでも湯の効用がよく、肌がスベスベになるので人気がある。ここは日帰り入浴の受付時間が午前10時から12時までしかないので注意が必要。でも美人の湯が混浴露天風呂(2つ)なんだから、もう行くっきゃないでしょ。日本秘湯を守る会の会員宿。

「川古温泉 浜屋旅館」…川辺に佇む一軒宿。湯治をしにリピーターが耐えない。しかも平成11年には法師温泉と共に、国民保養温泉地として環境省より指定された。混浴露天がひろくて、かなりの人気。

「沢渡温泉 まるほん旅館」…草津と四万(しま)という有名な温泉地に挟まれた沢渡温泉は、評価が分かれる温泉で、何もない、だからいいと様々。 宿は12軒あるが、混浴があるのは創業400年の老舗旅館「まるほん旅館」のみ。日本秘湯を守る会の会員宿。

「大塚温泉 金井旅館」…温泉王国群馬にあって、ノーマークの温泉宿。だってガイドブックにも出ていないし、特徴があるわけでもない。しかも民家みたいな旅館で、田んぼの中にポツンとあり、蛇が平気で出てくる場所。観光とは無縁で日帰り入浴300円。
しかしここは知る人ぞ知る、最高の薬湯。多くの人がここでアトピーが治ったと絶賛している。誰もいじられていない混浴(内湯と露天)だからこそ、大切に守られて欲しい。ある意味、これも秘湯だ。場所は吾妻郡中之条町大塚。
群馬では、同じノーマークの混浴露天の一軒宿「半出来温泉 登喜和荘」が、万座鹿沢口駅から車で5分くらい、国道144号沿いにポツンとある。ここも日帰りは300円。

「常布の滝下温泉」…草津温泉にある常布の滝。この滝下に幻の洞窟の湯船(温泉)があって、地元の人でもその場所をよく知らない、マニアの人のみが訪れる場所がある。最近はテレビでもときどき取り上げられるので、訪れる人が増えたかもしれない。
じつはぼくも憧れだけでまだ行ったことがない。熊もよく出るらしい。観光化されていないので、ほんとうの秘湯。
草津にはもう一つ、秘湯ファン憧れの手堀の野湯の香草(かくさ)温泉がある。危険な沢や岩場を歩き続けて2時間かかるらしいから、おいそれとは行けない。それだけにいつかはぼくも行ってみたいが、もう若くはないので単独行では無理だろうな。

「霧積温泉 きりづみ館と金湯館」…まさに秘湯。2軒が山麓の秘湯として寄り添って温泉を開いている。山だけで何もない宿だけど、ステンドグラスの浴槽、やわらかいお湯は、小山内薫、与謝野晶子、幸田露伴、西条八十など多くの文人墨客が好んで訪れた。近年は森村誠一の「人間の証明」の舞台にもなった。「金湯館」は日本秘湯を守る会の会員宿。

「川原湯温泉」…運命に翻弄された温泉。八ッ場ダム建設のために、ダムの底に沈む運命にあった川原湯温泉。ここにきて急にダム建設が凍結された。
こんないい温泉、ダム問題で注目を浴びているときに、もっと声高に「温泉に来てね!」とメディアで叫べばいいのに。「山木館」も無人の野天「聖天様露天風呂」も混浴露天はすばらしい。


《関東》

「百穴温泉」…埼玉県唯一の混浴。混浴に興味を持った首都圏に住む人が、一度は訪ねる場所。たいていは再訪しない(らしい)。
ジャングル風呂みたいだし、首都圏では他に混浴はないので、ネタとして訪れるのもご一考。mixiには「百穴温泉」のコミュがあって、メンバーは千人を越えている!
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3206906

「神奈川県の混浴露天」…武田信玄の隠し湯、丹沢山の南西にある「中川温泉信玄館」の千石の湯は混浴だが、19時〜21時はレディスタイムになっている。
湯河原温泉の「伊豆屋旅館」、箱根堂ヶ島温泉の「大和屋ホテル」、 箱根湯本温泉の「箱根の庵」と「湯さか荘」。これらの宿は混浴露天があるが、レディスタイムが設けられていたり、日帰り不可だったりするので注意が必要。

「早雲山温泉 大雄山最乗寺箱根別院」…箱根の強羅温泉にお寺がやっている日帰り温泉があった。箱根ケーブルカー早雲山駅の駅前から「早雲閣」の敷地内を通って狭い道を少し登る。日帰り入浴500円で、浴舎の隣に混浴の露天風呂があった。露天風呂からの眺めがすごくよく、ファンも多かったのだが、どうも今はやっていないみたい。
境内も雰囲気があり、四季を通じて風光明媚な温泉なので、ぜひもう一度訪れたい穴場的温泉。どなたか最新の情報知りませんか?

「東京の混浴」…東京都は条例で「10歳以上の男女を混浴させないこと」になっている。なので基本的に混浴はないが、「げんきくん」のロケで伊豆大島に行ったとき、大島温泉ホテルには一人400円で海が見える混浴露天風呂があったので入浴してきた。
新島に1つ、式根島に7つ混浴露天(野天も含む)があるが、女性には水着着用を奨励しているはず。人が少なければ、気にせず入る人もいるのだろうけど。
茨城や千葉の露天風呂温泉で混浴というのは、聞いたことがない。
 
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