|
3110様お問い合わせありがとうございます。
渦電流は磁性材料を磁界が横切る時に発生します。
渦電流の発生を抑えるには次の対策があります。
①材料として非磁性体を使う
②磁気シールド材を塗布または貼り付ける、
③素材をラミネート積層構造にする
完成された機器に対して対策をする場合は②が一般的で、交換可能な部品
は①にするということもあるかと思います。
当店のマグネットラッチでは、CDを押さえるマグネットがCDM12側のモータ側
にあるためラッチにはマグネットを内蔵していませんが、中心部のみ吸着のため
磁性体を使っております。つまり中心にある直径16mmの丸棒の部分だけ鋼材を
用いており、その磁力でCDをはさんでいます。
ですが、CDを抑える周辺部分、直径60mmの円盤は製作当初から非磁性体を使って
おります。つまりMR12は複合材で作っております。
このためCD記録面周辺での渦電流の発生は抑えていると考えています。
ただ、海外サイトでは、CD回転面に上から磁力をかけると音が良いと書いている
ところもありますので、一概には言えないのかも知れませんね。
なお、コーリアン材の加工は当店の工場では多分・・できません。
|
|